SM初心者が知っておきたい緊縛プレイの「跡」について
SMにおける緊縛プレイはSMの代名詞としても挙げられるあまりにも有名で崇高な存在。
SやMにかかわらず一度は経験しておきたい内容ですが、緊縛プレイにおける安全面やリスクは多く語られるのに対して縛った時に残る「跡」についてはあまり触れられていない印象です。
この縛った跡が案外曲者で、パートナーの身体のケアはもちろん、今後の付き合いにも影響する考慮すべきポイントとして気配りが重要になってきます。
今回はそんな緊縛プレイでついた「跡」に関してまとめてみました。
縛られた後が残る原理
緊縛プレイに限らず、肌の同じ部分へ長時間の圧力が加わると血行不良によって青あざのように跡が残ります。
通常であれば2時間程度でなくなりますが、もともと肌が弱いなど個人差によって違いはあります。
跡が治りにくい場合、肌の乾燥やむくみなどのコンディションが下がっている事も原因です。
SMプレイでは、本格的な緊縛になると麻縄を用いて行われる事が多く、麻縄は伸縮性がないので緩く縛ったとしても皮膚に跡は残ってしまいがち。
より強い力で縛られると2,3日は後が残る事もあります。
跡を残すデメリット
縛られるM側の場合、プレイ後に自宅で縛られた跡を眺めて余韻に浸る人も居ます。また縛られた跡を人目にさらすのもプレイの一環と考える人も中には居ます。
特にM女性が縛られた跡を気にしないタイプが多く、この「縛られた跡を気にしない」事が意外にもデメリットとなります。
パートナーが人妻であった場合は跡に気付いた家人が不振に思ってトラブルを引き起こしたりはもちろん、夏場の薄着になる時期ではその可能性は高くなります。
大衆の場や一目を気にせず縛られた跡を露出されると、同業者である他のS男に気付かれるとパートナーを横取りされる危険性だってあります。
上記のようなデメリットもありますが、M側が跡をクッキリ残すぐらい縛って欲しいと言われれば、それは応えてやるべきだしS側の義務でもあります。
なので、跡が残るのを前提でその後のケアや取り決めをしっかりと行っておく必要があります。
跡の対処方法
緊縛プレイでついた跡を早めに消したい場合に取るべき手法があります。
圧迫による肌の跡は血行不良によるものなので、プレイ後に30分以上ぬるま湯に浸かると効果的。
血管を収縮させる事も血の巡りを良くする働きがあるので、身体が温まったら少し冷たいと感じる白湯を浴びるのも良いでしょう。
跡がつかない工夫
縛られた跡を付けたくない場合、プレイで使う縄や縛り方を工夫するだけで付きにくくする事が出来ます。
また先述の通り血行不良によって跡はつくので、その血流をよくするための方法もあります。
以下に代表的なものをまとめました。
麻縄と違って綿製のロープは柔らかく肌への刺激は優しいため跡は残りづらいです。
しかし結んだときの縛りが弱く、全身を緊縛するには向いてない点があります。
夏場の二の腕やふくらはぎなど、普段着で露出しやすい箇所を縛る際にはオーソドックスにタオルを巻くのも手です。
縄に巻くのではなく、縛る身体の箇所をタオルで巻いてから縛りましょう。
カーディガンを1枚羽織ってから縛るのも跡を残さないコツです。
頻繁に緊縛を行う場合であれば、普段から結構の良くなる食事をとって跡が残りづらい体質にするのも健康的な面でも一石二鳥です。
食材ならサンマやイワシなどの青魚、ネギ類やニンニクなどがあります。
おやつでよく食べるチョコレートにも血行を良くするポリフェノールがたくさん含まれています。
普段の水分補給も、ウーロン茶や紅茶がオススメ。
基本的には体を冷やさずに結構をよくする効果のある食事をとれば、自然と跡が残りづらい身体(跡が消えやすい身体)になっていきます。
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