SMを始める前にセーフ・ワードは決めておきなさい！ | SM出会い入門|素人SMパートナーとの出会い

皆様は、上司や先輩から「パワハラ」を受けたりしていませんでしたか？
「パワハラ」とは組織的に自分よりも上の立場の人から受ける嫌がらせの事です。

哀しくも先輩に悪気があるわけではありませんが、後輩からすれば挨拶するたびにアレックス・アーサーからのパンチを受けている痛みを味わう訳ですから、たまったものではありません。
このようにパワハラは加害者本人に罪の意識は無いわけです。

しかし、そのパワハラを嫌だと指摘した場合「お前はいつもそんなノリじゃないか」と一蹴りされるのがオチです。
つまりそのパワハラを回避する為には、「体は喜んでいるじゃないか」と先輩に受け取られないように、「本当に嫌なときに発するNGワード」を事前に決めておく必要があります。

それが「セーフ・ワード」です。

SMプレイに置いてM側は盛り上げる為嫌がるフリをします。それをS側が無視して行うのですが、これではほんとうに止めてほしいときに意思を伝えることが出来ません。

そのため「この言葉がでたらいかなる場合でもプレイを中止する」の約束の元「セーフ・ワード」を決めなければなりません。
これを決めればM側もS側も安心してSMができるようになるのです。

セーフ・ワードは特に決まりはないので、「拍手する」「念仏を唱える」などお互いのやりやすいように設定して問題はありません。

SMは色々な道具を使ったり、体を手錠や縄で拘束されたり、一歩間違えば大きな事故に繋がる場合もあります。
それを未然に防ぐ為に、きちんとセーフ・ワードはパートナーとの間で決めておくことが大切です。