男とは、アヌスにロマンを感じる生き物なのだ。

個人的な話で申し訳ないが、私はアヌス、つまり肛門を開発されていないマゾ女は一人前の牝豚奴隷としては認めていない。
ま、私が認める認めないなんて世の中にはなんの影響も及ぼさないわけだが、とにかく私がアナル調教が好きでたまらないというのは紛れもない事実である。
好きが高じて、時折アヌスを「エイヌス」と言ってしまうほどだ。
まるでネイティブアメリカンのような発音だな。
こういうサイトのように、アナルプレイやスカトロプレイなどを専門に扱うところも増えている。
それ自体は喜ばしいことなのだが、時々まだ何もわかっていない肛門開発ビギナーを見かける。
アヌスプレイの何たるかを知らないビギナーは、下品な笑顔を浮かべつつ
「アナルは締まりがたまんねぇや、イッヒッヒ」
なんて、すぐに自分の快楽=チ●ポの快楽を追求しようとする。
まったく非常識な輩が多いご時世になったものだ。
ワビもサビもあったもんじゃない。
アヌスは確かにオマ●コよりも締まる、それはまぎれもない事実だ。
名器の名を欲しいままにし、女性器界のバロンドールを受賞したようなきつきつオマ●コも、
開発したてのアヌスのあのギュウと絡みつくような締まりには敵わない。
そこには私も異論はない。
しかし・・・だ。
だからといって締まりの良さだけで「アナル最高!」などと軽々しく口にしないでもらいたい。
まるで、胸がでかいってだけで何だか偉そうにしているMEGUMIと同じ不愉快さを感じて仕方ない。
アヌス開発は言ってみれば人類の英知と、そしてロマンが詰まっている。
考えてみて欲しい。
口にしろオマ●コにしろ「何かを入れる為の器官」であるのに対し、
アヌスは「何かを出す(排泄)する為の器官」としてこの世に生を受けている。
「私は拒絶する事しか出来ない・・・」
そんな悲しい宿命を背負ったアヌスを思うとゾクゾクするだろう?
受け入れたくてもそれを許されない非業の宿命。
まるで最近話題の『アナと雪の女王』のようじゃないか。
触れたものを凍らせてしまう能力を持ったばかりに、愛する妹さえも遠ざける雪の女王。
それとアナルを同じフィールドで語るのは少々大袈裟だろうか?
いや、私は決して大袈裟だとは思っていない。
本当は『アナルと雪の女王』というタイトルなのでは?という想いすら巡らせている。
そして、そんな悲しく苦しい業を背負って生まれたアヌスに、人間はロマンを求めたのだ。
「この出す為の穴にペニスを入れてみたい!!」
最初に誰がそう思ったのかは知らない。
しかし、この時のこの好奇心がなければ、今の人類の繁栄がなかっただろう事は容易に想像できる。
本当にこの最初に「アナルに入れたくなった人」の好奇心は凄い、凄すぎる。
最初にワタリガニを食べた人くらいに凄い。
ライト兄弟は空を飛んだ。
アームストロングは月面に降り立った。
そして人間は、悲しい宿命を背負ったアヌスにも翼を与えたのだ。
ペニスを受け入れても良いんだという自由の翼を。
こんなにも男のロマンが溢れる体外器官が他にあるだろうか。
私はアヌスの事を思うたびに目頭が熱くなるのを抑えられない。
だから今夜もアヌスプレイ相手を求めて出会いサイトを徘徊するのだ。
しかし、私の話が長すぎて誰も相手をしてくれない。
悲しい話だが、これもまた人生。
そして、これが男が追い求めるロマンというやつなんだろう。
レモネード栗林